【ブルベ】BRM1031近畿1000km赤穂 を45時間で駆け抜けたかった。【走行編】

てんちょー日記
フォトチェックの角島灯台。朝焼けがきれいだった。

まいど!てんちょーです!

BRM1031近畿1000km赤穂に参加させていただきました。こちらは走行編です。

このブルベの概要は、オダックス近畿さんのページを参照ください。

Audax Kinki » BRM1031近畿1000km赤穂 山陰山陽一周

今回の目標は45時間以内での完走。結果はというと、500km辺りまではギリギリ順調だったが、それ以降出力が上がらずに必要なペースがでなかったこと、大雨による身体の冷え、そして胃腸のトラブルも重なり、54時間46分での完走でした。

目標には届かなかったものの、800kmを38時間弱で走れたこと、残り200kmで起きたトラブルに適切に対応して完走できたことは、大きな収穫でした。

次以降の章からは、ある程度の距離に区切って、どうだったのかをお伝えします。

 

準備編も書いておりますので、まだご覧になられていない方はぜひ一読ください。

【ブルベ】BRM1031近畿1000km赤穂 を45時間で駆け抜けようとしました。【準備編】
まいど!てんちょーです!10月31日に開催された、BRM1031近畿1000km赤穂に参加してきました。今季初の1000kmブルベです。概要はオダックス近畿さんのページを参照ください。今回の目標は大きく、45時間以内に1000kmを完走する...

 

スタート~300km:兵庫県赤穂~山口県岩国

スタートするまで

朝は5時30分に起床、ホテルでバナナとオレンジジュースを食べたほか、マクドナルドに移動してパンケーキ、エッグマックマフィンを追加で食べて朝食とした。

マクドナルドで食べた朝食。朝寒かったため、ホット紅茶で胃を温めた。

ただホテルでは室内の乾燥でのどの調子が少し悪くなったのと、睡眠の質が良くなかったのが気持ち不安材料。

また足の故障を未然に防ぐため、ピップエレキバンMAXとテーピングを足に施して万全の準備。足を冷やさないようにレッグウォーマーも着用。

7時15分頃にはスタート地点、いきつぎ広場へ移動しました。

スタート地点のいきつぎ広場。ここから1000kmの旅が始まる。

 

8時スタート、序盤は予定通り

スタート地点は赤穂のいきつぎ広場、午前8時。受付時間が早く、第一ウェーブでのスタートでした。

走りはじめて150-170Wを目安にペースコントロール。心拍は普段よりも10程度高めに出ていたため、あまり基準にはせず、主観的な負荷を見ながら進むことに。

途中、瀬戸内海のきれいな景色。暑くなりそうな予感がした。

スタート時は少し肌寒く、長指グローブ、厚手のアームウォーマーを着用。

1時間経過もするとかなり暖かくなってきたため、手袋を外して調整。

さらに1時間経過する10時頃にはアームウォーマーも外して、夏装備へと変更。ただし、足に関しては冷やすと故障リスクが上がるため、レッグウォーマーは着たまま。

途中からぐれおさん含む4人パックで進み、初めの通過チェック、ローソン浅口寄島店へ。

通過チェック1、102km地点。やはり暑かった。

 

100kmを過ぎて200kmに近づく頃には肌寒く

102.9kmの通過チェック、ローソン浅口寄島店到着は正午。ここまでは事前に計画している時間通り。

出発後、再びぐれおさんと合流、このまま流れで2人パックで進んでいくことに。大体1時間ごとにローテーションする感じでした。

途中で広島県へ。県境をまたぐ毎に峠があるのが地味につらい。

 

この辺りが最も暑い時間帯だったが、15時を過ぎると日陰に入った時の気温低下が目立ち始め、肌寒く感じる時が出てきました。

途中で水分も足りなくなったため、自販機に寄って止まったついでにアームカバーを装着。手袋もついでに取り出しておいて、腹部に入れて防寒用に使い、必要なときにすぐ着けられるように。

瀬戸内海も日没が近づき、表情を変えてきた。もうすぐ夜。

 

PC1 セブンイレブン広島川尻店には16時43分に到着。距離は213km地点。

日没が近づき気温が下がったため、追加の防寒としてレインウェアを追加しました。一日の中での寒暖差が大きく、ウェアの調整がとても忙しい。

PC1のコンビニは213km地点。オーバーペース気味でかなり疲労困憊だった。

 

300km地点ですき家に入ることを目標にしていたため、そこまではひたすら駆け抜けます。

薄暮の美しい時間帯。ここから先の時間帯は自分との闘い。

 

20時40分、すき家2国岩国室の木店に到着。すでにお互いヘロヘロの状態。すき家では牛丼並盛+生卵+豚汁を注文。

ここからのオーバーナイトに向けて、エネルギーと日中に失ったミネラルの補給です。

命を繋ぐすき家の牛丼。ここでメンタル回復、夜に備える。

 

45時間から50時間へ、目標の変更

すき家に入った時点で、走行計画の見直しをしました。

山陽区間の信号が思いのほか多く、すき家に到着した時点で、予定より40-60分ほど遅れていました。

ここまでの平均速度を考えれば、45時間での完走はまだ実現可能な範囲。しかし、今後の疲労によるペースダウンや休憩時間を考えると、時間的な余裕はさらに少なくなります。

このまま45時間に固執すると、遅れを取り戻すために無理をする必要があり、疲労が蓄積する後半にはさらに厳しい状況になることが明らかでした。

そこで目標を修正することに。

次の目標は50時間。

山陰区間でペースが落ちることを考えても、この時点では十分実現可能な範囲だと考えていました。

 

300km~500km:山口県岩国~角島大橋

温かい食事で満たされて出発。すき家を出た後も同じペースでぐれおさんとパックのまま進行。

すき家を出て7kmほどで、すぐに通過チェックのデイリー岩国インター店。304km地点、21時34分。

ここから次のチェックポイントまで140km先までの補給をしっかり行った。次のPC2、ファミリーマート下関小野店まではノンストップで行ききる予定。

夜の錦帯橋。できれば日中に見たかった景色。。。それでもきれいだった。

通過チェック2、304km地点のデイリーヤマザキ。約150km走れるだけの補給を買い込む。

 

防府までの80km、助けられた区間

通過チェックを出た後も引き続きパックで。

ぐれおさんが380km地点の防府にホテルを取っているとの事なので、そこまで一緒に行きましょうということに。

まだまだ向かい風成分がある中、防府までずっと前を引いてもらって、後ろで温存させていただきました。大変助かりました。

380km付近で別れて、ここからは最後まで一人旅の予定。400kmを超えた辺りで冷えが強くなったため、カイロを一つ投入して寒さ対策としました。もうこれ以上の防寒対策はない状況。

夜の踏切が鳴動。貨物列車が走り去った。

 

日付が変わり、午前3時58分、449km地点のPC2 ファミリーマート下関小野店に到着。

約145km振りの小休憩。地味に手前の登りがつらかった。

 

450km過ぎ、想定より早い眠気

PCで補給後、ささっと出発。この辺りから薄っすらと眠気が気になり始めました。想定よりも低い気温で体温が下がった影響もありそうなので、意識して補給を追加していき、体温を維持することでいったんの対策としました。

それでも500kmに近づくにつれて徐々に強くなる眠気。日が昇って仮眠を取りづらい環境になる前に、どこかで小休憩を挟むことに。

幸い、角島大橋の手前に道の駅ほうほくがあったため、そこで休憩のためピットイン。

カフェイン錠を投入後、道の駅のベンチで横になって休憩。当初は20分ほどの仮眠予定だったが、寝れなかったため結果的に5分ほど目を閉じて横になった。ついでに歯磨きをして気分転換。

これだけでも眠気は明らかに軽減して、走りやすくなりました。

さらに休憩している間に夜が明け始め、再スタートすると美しい明け方の景色が広がっていた。この時間帯の、この空が一番好きな景色。

仮眠後の薄明が美しかった。ここからは太陽が温めてくれる。

 

景色を楽しみながら進んで、ほどなくチェックポイント、503km地点の角島灯台へ。

昇る太陽の向きの兼ね合いで期待していなかったが、思いがけずきれいな景色で最高。

角島大橋ももちろん美しい朝焼け。最高の景色でした。

フォトチェックの角島灯台。朝焼けがきれいだった。

朝焼けの中の角島大橋。この時間に来るのは初めてだった。いつ来てもきれいな場所。

 

500km~800km:角島大橋~島根県松江

角島~益田、あと4時間の我慢

角島を超えてからは軽い向かい風になった。体感では風速2m/s前後でそこまで強くないが、疲労した足には地味につらい状況。

途中で補給が足りない感覚があったため、見かけたすき家で急遽朝ごはん。

寄らずに行く予定だったが、寄って正解だった。温かいご飯はいいもの。

 

そして長門付近で予報を確認すると、益田まで進めば追い風に変わりそう。

益田まで85km。

あと4時間頑張れば追い風。それをモチベーションに、目の前の向かい風とアップダウンをこなしていった。

途中でフォトチェック、566km地点の萩城下町。11月1日、10時43分。どこで写真を撮るか、少しだけ迷いました。

フォトチェック、萩城下町。次のチェックポイントが190km先で、とても長い。

 

益田でラーメン補給、そして追い風へ

益田には11月1日の13時頃、スタートしてから約29時間で到着。当初はここで止まるつもりがなかったが、脚の力が入らない感覚がずっと続いたため、ここでも急遽食事をとることに。

見つけたラーメン屋さんで、醬油ラーメンと小ライスを注文。

塩分が欲しかったので、ラーメンを選んで入った。最高に美味しいラーメンでした。

 

なお、益田市街に入るころには予報通り追い風基調になりました。久々に走りやすい気候のブルベです。

登りでは追い風だと暑さを感じるものの、風に押し戻されなくなっただけで走る感覚はかなり楽になりました。

島根県に入った。ここから長い長い島根県が始まる。

 

益田~江津、終わらないアップダウン、減らない距離

平坦は130Wを基準に、登りでは必要に応じて150W程度まで出しての走行。

脚に力が入らない感覚はあるものの、パワーはちゃんと狙ったところが出ているし、アップダウンの勾配もそこまで急なものはないので走れていた。

ただこの区間で大ダメージを負ったのがメンタル。アップダウンはどうしても平均速度が落ちるため、ペースが上がらない。

そしてこの区間、ありがたい事に細かく目的地までの青看板が出てくる。「出雲」「松江」と表示された残り距離が、なかなか減らない。

「まだ出雲までこんなに距離があるのか。。。」

ただメンタルは折れても、やることは同じ。前に進めばそのうち終わる。淡々と東へ、前へ進んだ。

 

江津で2度目の眠気

16時頃、江津市内を走行中に眠気の波が来た。眠すぎて危ないとかではなく、走行に対する集中力がかなり低下したのを感じた。

まだ松江まで100km弱、約5時間程度。これから夜に入るということもあり、リフレッシュも兼ねて、道の駅サンピコごうつで休憩を取ることに。

時間を決めずに横になって目を閉じる。十分休めたと思って時計を確認すると、経っていたのはわずか5分だけ。それでも走り始めると集中力が戻ってきた。

休憩する前は少し迷ったが、ここで休んだのは正解だった。

 

大田で松江までの最後の補給

720km付近の大田では、松江までの最後の補給。残り80kmなら十分行ききれる範囲。

ただ、この辺りから補給の味に飽きを感じ始めたため、塩にぎりを入れるなど、味を変えることも意識した。

いつも補給食として常用している蒸しパンが欲しかったが、なぜかこのブルベでは一度も見かけていない。。。補給に困るわけではないが、欲しいものが手に入らないのは地味につらいポイントだった。

時間が押していることもあり、ついでに松江の宿で食べるためのバナナ、プロテイン、オレンジジュースを購入しておいた。ホテルは駅前なのでコンビニはあるが、寄ってロスする時間を最小限にするため。

数百グラム程度重くなっても、そこまで走りに影響するものでもなかった。

 

19時50分、出雲大社

大田から出雲大社までも、ひたすらアップダウンが続いた。日中であれば変わらず海沿いのきれいな景色を見ながら進めたはず。しかし夜になり周囲は真っ暗。ひたすら前に進むことだけを考えていた。

19時50分頃、758km地点のPC3 出雲大社に到着。

PC3、出雲大社。アップダウン区間が終わって一安心。キララ多伎から出雲大社がつらかった。

 

ついでに夜の旧大社駅でも写真撮影。日中も良い雰囲気ですが、夜も良い感じの雰囲気。

夜の旧大社駅。辺りは真っ暗。

出雲大社前、宇迦橋の大鳥居。夜でも厳かな雰囲気。

 

ここから松江のホテルまでは約40km。宍道湖沿いのこの区間は、学生時代によく練習で走ったなじみのある道。脚はすでにボロボロ、でも楽しんで走れた。

松江まで残り10kmほどで雨がぱらつき始めたが、本降りになる前の21時40分頃、ホテルに到着した。

38時間弱、走り続けた。

今日の区切りとなる松江アーバンホテル。思ったより元気だった?

 

800km:島根県松江 松江アーバンホテル

ホテルに入ってまずはシャワー。そして食事を取りながら天気予報と雨雲の動きを確認して今後の動きを決める。

ここからはどうあがいても雨から避けることは出来なさそう。眠気もそれなりに来ている。

色々考えた結果、松江で午前2時~3時まで、約3時間程度の仮眠を取り、頭がしっかり動く程度まで休んでから出発することにした。

この時間に出発すれば、四十曲峠にさしかかる頃には夜が明けているはず。

十分に睡眠をとることで眠気とたたかうこともなく、より安全に峠の下りを走れると見込んだ。

ここで50時間切りは事実上あきらめた。安全にゴールして、家まで帰ることを最優先にする。

残り200kmを無事に走り切ること。

そう方針を切り替え、しっかりと仮眠を取ることにした。

 

気がかりは午前3時付近が一番雨がきつい時間帯だという事。ただ11月3日から仕事をスタートするため、それ以上後ろにずらすことは出来なかった。

一番うれしくない予報になってしまった。ただこれもブルベの醍醐味・・・?

 

なお、今回はもともと滞在時間がごく短時間の予定だったため、いわゆるカプセルホテルタイプの宿を予約していた。

ホテル内の動線がいつもと違うため、少々タイムロスをした点と、空調が自分の適温ではなく、少し難儀した。次回はちゃんとした宿を取って、予定変更の際にもしっかり休憩できるようにしたいと思った。

 

800km~917km:島根県松江~岡山県津山

2時50分、大雨の中のリスタート

午前2時過ぎに起床。ある程度しっかり眠れたようで、残り200kmの眠気は何とかなりそうな雰囲気。

諸々の準備を整え、2時50分頃にホテルを出発。外は予報通りの大雨だった。

幸運だったのは気温が14℃前後あったこと。もし10℃程度で同じ雨量だったら、完走すら怪しかったかもしれない。

なお、レインパンツを着用するつもりが、ドロップバッグに入れ忘れていたようで見当たらず。。。走りの面にはギリギリ影響しない範囲だったのが幸い。

少し休んでリスタート。残りは約200kmだけ。

ここまで800km走ってきた相棒。ここからは雨。雨の備えをしてきてよかった。

 

吉野家で朝食

リスタートしてすぐ、ルート上の吉野家で朝食を取った。牛丼ミニ、生卵の組み合わせ。事前にホテルでバナナ、オレンジジュース、アンパンを食べているので、それを補う程度の量にしておいた。

珍しく吉野家で朝食。生卵は素早く食べるためのトッピング。

 

再び走り始めて調子の確認をするも、脚は力が入らずバッドコンディション。どうやってもパワーが上がらず、100-120W付近を出すのが精いっぱい。痛みがないのはせめてもの救い。ただこのパワーだと、雨中で体温が上がるかどうかが微妙だった。

出発して割とすぐ、817kmの通過チェック ローソン境港市渡町店では、水分を補充するとともに、非常用にinゼリーを購入。

817km地点のローソン境港市渡町店。ここでは飲み物のみ補給した。

予報通りの大雨。寒いが耐えるしかない。が、やはり寒かった。

 

この時点ですでにレインウェアの内側、肩から手までがずぶ濡れ。防水・撥水機能が落ちて浸水しているよう。長く止まらず、身体が冷える前に再出発した。

ところが走り始めても身体は温まらず、それどころか徐々に冷えていく。

COREで推定深部体温を確認すると、普段運動中は38℃以上ある深部体温が37.5℃まで低下。肩から先が濡れて冷えているので、それが温まらない原因か。。。

もちろん数値だけで身体の調子は判断できないものの、体感と数値の傾向が一致しているため、何らかの対策が必要だと感じた。見かけたコンビニ、ファミリーマートで追加でカッパを購入、既存のウェアの上から重ね着した。

それでも改善しなかったため、次に見つけた7-11でホットレモンを購入。多少の改善はしたものの、20分もすれば元通り。

カッパを上に追加したとて、前腕が濡れて冷え続ける限りは温まらなかった。

 

偶然見つけたコインランドリー

四十曲峠へ向かいながら、冷えの対策を考えていると、偶然コインランドリーを発見。迷わず駆け込んだ。

時刻は午前7時。営業時間を見ると6時からの営業!

上半身のウェアをすべて脱いで乾燥機に放り込んだ。待つ間はエマージェンシーシートにくるまり、短時間の仮眠を取った。

乾いたウェアを着て再スタートすると、5分もたたないうちに体が温まってきた。

乾いたウェアは偉大。寒い時期の濡れたウェアはだめですね。

 

四十曲峠、100Wで登坂

脚は明らかに終わっているが、幸いこの峠、長いだけでそこまで勾配がきつくないのが救い。

淡々と100Wを基準に、勾配がきついところでは130-150Wまで上げて登っていきました。

重要なのは汗をかかずに登ること。せっかくコインランドリーで乾かしたウェアを再び濡らしてしまえば、下りでまた冷える。とにかくゆっくり登って、下りで冷えないことを意識した。

四十曲峠、頂上のトンネル。このブルベで一番長い登りはクリア。あとはウィニングラン?

 

峠を越えると、長い下り基調の道へ。とはいえ、緩斜面なので想像よりもそこまで楽ができない下り。それでも快調に下っていく。

走りのリズムを戻して、ただ恐らく途中の寒さによる胃腸のトラブルを抱えながらも、最終のPC4 ローソン津山中北上店へ到着。距離は917km地点、11月2日10時48分着。

最終PC4。残り87kmが遠い。中華まんは美味しい。

 

917km~1004km:岡山県津山~兵庫県赤穂

寒さによる胃腸のトラブル、DHポジションを取ると胸焼けがかなりあるため、補給量が足りていない。

最終PCでは、残り87kmを走り切るために、中華まん2個とおにぎりで補給の立て直し。胃薬も併用して症状を抑えた。幸いにして食欲はある。食べたら胸焼けがするだけ。

ゴールも見えてきた、もうひと踏ん張り、とリスタート。ここからはゴールまでノンストップ。

下ってPCに着く頃には天気は曇り。ようやく寒くて耐える時間帯が終わった。

 

残り60km、55時間切りが見えてきた

最終PCを出てからもペースが回復することはなく、ただ止まらずに淡々と走り続ける。

残り60kmを切ったところで時間を計算すると、ここから平均23-24km/h程度で進めば55時間を切れる可能性が見えてきた。

佐用町へ抜ける峠を越えれば、目立つ登りもなく、信号も少なくなる。

「55時間に向けて、もう一度頑張ろう。」

胸焼けと相談しながらもできる限りDHポジションを活用し、同じパワーでも少しでも速度を稼いで前に進んだ。

千種川沿いまで出てからも、さらにペースを維持して走り続ける。赤穂市へ入った辺り、残り15km程度で残り1時間。55時間が安全圏になっても、まだ頑張り続けた。

ゴールの少し前。この日も思いのほか気温が上がったが、冷えた身体にはありがたかった。

最後、ゴールのコンビニにつながる道に戻ってきた。

1004km、54時間46分の長い旅が終わった。最終日に色々重なり、とてもきついライドだった。

 

ゴールのレシート取得。ファストランはいつやってもつらいが、達成感はひとしお。

 

ゴール後

21時からゴール受付の為、風呂、そして仮眠をして帰るための体力を戻して。

受付時間に合わせてゴール受付へ。無事54時間46分で認定されました。

そして翌日から仕事を入れていたため、帰宅後しっかり寝て体力を回復しました。

無事に認定された。認定されるまでは冷や冷やです。ここからは家に安全に帰るのみ!

 

今回の1000kmの振り返り

振り返ると、もう少し早い時間にまとめて走ることができたのではないか、という気持ちは強い。

が、走っているその時点では、できることはやり尽くしている、とも思うところ。

ただ、ギリギリの中でも致命的な判断ミスをせず、安全に走れる範囲でベストを尽くせた。

何より今回の大きな収穫は、800kmを38時間未満で走り切れたこと。

これまでにないペースで800kmを走れたことは、大きな自信になった。

一方で、後半の200kmは明確に脚が持たなかった。トレーニングをしっかり積んで、最後まできっちりと持つ脚を作る大事さを実感。。。

 

次こそは、50時間切りの景色を見てみたい。

機会があれば、調子を整えて狙ってみたいと思います。もちろん危なくない範囲で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました