まいど！てんちょーです！
お尻の快適性が高ければ高いほど自転車も楽しい！
ということで、サドル探しをされてる方へ、Fizikの新しいサドルのレビューです。
ただ、もちろんサドルについては個人差があるので、あくまでも参考にする程度でお願いします。
Fizik ANTARES VENTO
テストサドルはR3グレードのものですね。私は140mmですが、150mmの方もテストサドルは用意ありますので、気になる方はお問合せください。
比較モデルは今は廃番となった、Fizik ANTARES R1 OPEN です。（23年10月時点で一部在庫アリ、無くなり次第終了）
まずは重量、これについては新型のR1も在庫を出して比較です。
旧モデル
ANTARES R1 OPEN 189g
新モデル
ANTARES VENTO R1 165g
ANTARES VENTO R3 212g
軽量化が進んでます。旧→新モデルでパッド量が減っているのが一番効いているんじゃないかと思います。
次に形状。
一番はっきりわかるのが中央部の溝の幅。新型の方がより幅広くなって、圧迫しにくいようになりました。
これは実際乗っててもわかりますが、旧型の方は若干圧迫されるので痺れてくるんですが、新型の方はそれがほぼ無くなってます。
恐らくですが、女性の場合でも幅広になった溝で、150mmで問題なくフィットする方も出てくるんじゃないでしょうか。
ちょっとわかりにくい、サドルのショルダー部分の形状。
旧型の方が角が落ちていて、新型の方がややパッドのエッジが立っている印象。
ここについては、旧型は特に股ズレで困る感じはなかったんですが、新型はちょっと引っかかる感じ。1-2mmくらいだと思うんですが、この辺りは形状が異なるようです。
ただ、100kmほど走っても特に問題はなかったので、誤差で済ませても問題はないかな、と感じました。
座面のラウンド形状に敏感な人は頭の片隅に・・・。
座面トップの形状、ANTARESは比較的フラットめなサドルでしたが・・・新型は更にフラットに。ショートになったARIONEといってもいいのではないでしょうか。
前後に動かしやすく、引っかかる感じも全くありません。ポジションを適宜動かして乗るライダーにはとてもイイです。
サドルベースについて、新型からFizikのマウントが無くなりました。人によってはだいぶ悲しい・・・。でも私は使ってなかったのでノーダメージです。
サドルのエラにあたるところ、サイドエッジに「Wingflex」が搭載。弾力のある素材になっているので、ペダリングの時に動きを邪魔しにくくなっているようです。
すごく動くわけでもなく、ちょっと柔らかめのベースという感じなので、この部分にめっちゃ期待する・・・というのはやめた方がいいです。
あと純粋にへたっているのかは断定できませんが、新型の方がサドルベースが硬い印象です。
振動吸収性という意味合いでの快適性は若干犠牲になっている感じです。
実際に使ってみた結果、旧型よりは新型のANTARES VENTOシリーズの方がお尻に合いそうな人が多いかも、という感じ。
軽量化も進んでいて、R3でも210g前後。シビアに軽さを求めていない方はこのグレードで十分だと思います。
最後に価格。新型が値上がりするのは世の常・・・。
旧型
ANTARES R1 OPEN 29,600円（税込）
新型
ANTARES VENTO R1 31,800円（税込）
ANTARES VENTO R3 23,700円（税込）
同じR1グレードで比較した場合は2,200円、およそ7％の値上がりです。
ただし20g軽くなってますので、そういう意味合いで見たらコスパが良く・・・・？
また、R1、R3、R5、いずれもベースはカーボン強化シェルで同じなので、グレード間で乗り味が大幅に変わらない点も良い所ですね。
最上位グレードの ANTARES VENTO 00 はフルカーボンシェルになるので、更に硬く、更に軽く。そのうち入荷予定です。そのうち、です。
それぞれの商品ページは下記。00以外は全部在庫ありますので、気になる方はどうぞ。
ではではっ！
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