まいど! てんちょーです。
サイクルモードライド大阪で、Panaracer AGILESTを見てきましたよ。
パナレーサーの人にもお話をお伺いできたので、あわせて紹介していきますね。
今回のラインナップはクリンチャー・チューブレスレディ(後日発売)・そしてプロユース向けにチューブラー。
チューブラーのラインナップがあるのが素晴らしいところですね。
ちなみにチューブラータイヤの中のチューブはR-AIRになってます。抜かりなしですね。
クリンチャーは無印・LIGHT・DUROの3種類。基本的には無印を選ぶのが万人に使いやすいのではないでしょうか。
●トレッドパターンについて
タイヤ形状が通常のラウンド形状になってるのはどこも紹介している通りです。
トレッドパターンは基本的にスリックですが、チューブラーのみサイドに杉目パターンが配置。
コンパウンドそのものは同じですが、コーナー時のフィーリングが杉目の方がわかりやすいとのことで、チューブラーのみサイドが杉目のトレッドパターンになってます。
これは実際にプロの意見を聞いて、そちらに作りを寄せたとのことです。
●タイヤ幅について
タイヤの太さ(幅)に関する部分でも、2020 ETRTOに準ずる形で設計されているので、より明確な太さがわかるようになってますね。
基本的にはお使いのリムサイズがC17であれば23mmが、19Cであれば25mmか28mmが、21Cであれば30mmを使うのが一番性能が出ますよ、とのことです。
タイヤ形状による性能面をお伺いしましたが、
「基本的にはリムのアウター幅とタイヤの幅が同程度になれば設計通りのタイヤの性能が発揮できるようにしてます」
とのこと。標準的なリムのフック部分の厚みであれば、ですね。
引っ張り気味のタイヤや、フック部分が細いタイヤの場合は、ライダーの好みにもよりますが性能が十分に発揮されないかもしれないのでご注意ください。
●空気圧について
空気圧の設定について、パナレーサーの指定空気圧と実際にユーザーが使っている空気圧が違うと思うんだけど、というところも聞いてみました。
そのあたりはもちろん認識されているので、AGILESTについては今後最大空気圧ではなく、体重などを考慮した最低空気圧を案内できるように準備してます、とのこと。
少なくともこのぐらいは入れないと安全が保証できないです、というところで、そこからどの程度上げて走るかはライダーの好みに合わせる形ですね。
●実際に試乗してみて
3月9日にタイヤの試乗会があったので行ってきました。
DUROはタイヤがかなり固めなので、快適性は乏しいものの耐パンク性が大きく向上しているので普段使いに・・・
無印が一番スタンダードな乗り味で素直な感じがとても好印象でした。
LIGHTは一番しなやかで走りも軽いですが、タイヤサイドが少し柔らかい感じ。気になるレベルではありませんが。
個人的には無印AGILESTが一番使いやすいかなーと思いましたが、軽さを追求するならLIGHTでしょうか。
DUROはレーシング以外が目的の方はいいと思いますが、全体的に乗り味が硬くなるのでその部分のデメリットは知っておいた方がいいかと思います。
6000円前後でこの性能はすごいですね。これは一度体感してみてはいかがでしょうか。
ではではっ!











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