Pinarello DOGMA F12 さんをオーバーホールしました。

カスタマイズ

まいど!てんちょーです!

今回はいろいろご相談させていただいた結果、オーバーホールもかねてカスタマイズをした Pinarello DOGMA F12 さんを紹介です。

Pinarello DOGMA F12 DISK

調べてみると、2020年モデルのカラーリングのようです。

購入されてから4年、一度もオーバーホールされてないとの事と、ハンドルが遠くてしんどい・・・という事で、そのあたりのカスタマイズも合わせての作業となりました。

ただ作業前の写真を撮り忘れ、作業後の写真での紹介です。。。

 

今回はステム、ハンドル周りの構成を刷新しました。

ステムは Deda Elementi VINCI 100mm から Deda Elementi Superbox V2 90mm へ。

ハンドルバーは Deda Elementi SuperZero Alloy から SMITH カーボンハンドル へ。

ブラケット位置がステムで10mm、ハンドルで10mm、合わせて20mm程度近くなる計算ですが、実際はもう少し近くなるかな、と見込んでの組み合わせ。

SuperZero Alloy ハンドルバー、レバーの取り付け位置をあまり上げられないので、表記のリーチよりも5-10mm程度長い印象です。

SMITHのカーボンハンドルは当店でもイチオシ。カーボンハンドルの中ではトップクラスのショートリーチの64mm。重量は250gと標準的ですが、その分強度もあるので安心できます。価格もお手頃価格の35,000円程度です。

Deda Elementi Superbox V2 ステム は確か今年から出た新バージョン、といっても、コラムスペーサーがALANERA RSと同じものに置き換えされたもので、ステム自体は同じもの。トップカバーはDOGMA F12用。価格は少し高いですが、車種に合わせたトップカバーがあるのもいいところ。

新型のスペーサーはよりきっちり取り付けできるので、なかなか優秀だと感じました。今回は付属のスペーサーが少し足りなかったので、手持ちのV1のスペーサーを組み合わせています。

ハンドル周りの軽量化とポジションの改善の結果、かなり乗りやすくなりました。

 

ここからはオーバーホールの作業のご紹介。

SpeedPlayの旧型のペダル。ペダルボディのサイドにあるネジがグリスホール、そこからグリスを入れ替えしました。新型のSpeedPlayペダルはこの作業をしなくてもよくなりましたね。

スプロケットとチェーンはしっかり洗浄。フリーボディも中を確認して問題ないことを確認してます。きれいなグリスがしっかり入ってました。

NOVAのビッグプーリーがついていたので、ベアリングもオイルアップ。フルセラミックベアリングだったので、手持ちの CeramicSpeed UFO OIL を注しておきました。

フロントのクランク、チェーンリング、ディレイラーもしっかり洗浄。スギノのインナー楕円リングの赤がきれいです。

写真は撮っていませんが、分解時にリヤのオイルホースにハウジングダンパーがついていなかったため、取り付けて組付けしています。

フル内装ならついていないと、段差などでオイルホースがフレームを叩く音がして気になりますので必須パーツです。

 

というわけで、オーバーホールも兼ねたカスタマイズをしました。

フル内装の自転車はコックピット周りのカスタマイズをするいい機会になりますので、一度見直しをされてもいいかと思います。

 

ではではっ!

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